歯科電話相談窓口に寄せられた相談・苦情

【インプラントの不具合について】 【治療費】

書き込み:2018/03/06-17:36
A市のB歯科医院でインプラントを平成29年4月より開始し、8月に終了と言われたが、審美的に前突していて不具合があり、色調も違う。歯肉が黒ずんで痛みも出てきたので、C歯科大学附属病院を受診し、相談したところB歯科医院の紹介状・カルテが必要と言われた。B歯科医院を受診し、その旨を伝えたが院長は会ってくれなかった。
院長はC歯科大学出身なので、D大学歯科病院を受診し、相談したところ前歯部では使用しない臼歯部用のインプラントだと言われた。
あまりにもひどい見た目なので治療費の支払いを拒否したところ、30万円を20万円に値引きされたが、その日は支払わずに帰宅した。
その後、息子の携帯電話に支払い催促のメールが頻繁に入るようになったため、20万円を支払った。
B歯科医院から自宅に帰る途中でも出血がひどく、通行人から救急車を呼びましょうか?と言われるほどだったので、B歯科医院に引き返したところ、何も処置をしてくれず、歯科衛生士にマスクが欲しいと言ってもくれなかった。
ひどすぎる歯科医院だ。このようなことがこれから起こらないように指導して欲しいので、歯科医師会の役員から連絡して欲しい。また、その結果を連絡して欲しい。

【*B歯科医院院長の話
そもそも患者は元々C歯科大学附属病院をかかりつけにしており、B歯科医院へは附属病院からの紹介で来院されたとのことです。主訴は前歯の仮歯が頻繁に取れるので困るというもので、B先生曰くこのタイプの患者さんだからおそらく附属病院側もかなり手を焼いていてこちらに紹介してきたのではないかということでした。
患者側からの話だと患者の母親は院長の奥様と友達で、勧められた関係もあり、今年の8月頃から今までかかるようになったとのこと。
部位は上顎右側1番でどのような経緯でインプラントになったのかは不明です。
30万円の治療費ということで治療が進み、いざ上部構造を入れたら「見た目が今までと違ってひどくなっている」と言い始め、今回のトラブルになった模様です。
院長の見立てによると、もともと正中離開のある患者で、そのことはなかなか理解してもらえないとのことでした。
提案として上部構造と反対側1番の冠で歯冠幅の調整の話をしたが、反対側はいじりたくないということで、とりあえず元の上部構造を少し盛って?間を埋めてセット(患者には仮止めと説明)したようです。
そのような経緯から上部構造について院長は「こちらではこれ以上は対応しかねるので、他院で相談するように」と伝え上部構造代金を引いた20万円を支払うことになったようです。

*患者の母親からの話
インプラントセットの当日は痛みもひどく、特に出血がひどかったので帰る道すがら通行人から救急車を呼びますか?と声を掛けられるほどだった。B歯科医院に戻って受付に話したが何の対応もしてくれなかったとのことで、この対応についてB先生はご存知なかったようでした。
その後、歯ぐきが黒ずんできて痛みも止まらないので再度、B歯科医院へ電話をし、相談を受けたもらう時間をとったが、実際に行くと「先生はオペ後で疲れているので対応できない」と言われ、門前払いだったとのこと。これについてB先生ご自身は「相談の予約を入れたなら断るわけがないし、勝手にいきなりやってきてそのようなことになったのではないか」とおっしゃっていました。(元々日本の方ではなく割と自分の主張が強く、言うことも自分に有利なように話す傾向があるとのことでした)
そのような流れから患者は再度、C歯科大学附属病院へ相談に行ったようですが、ここではB先生の紹介状がないと対応できないと言われ、D大学歯科病院を受診したようです。

*今後について
患者は元々かかりつけていたC歯科大学附属病院に通院し、今後もこちらで診てもらう予定とのこと。ただ、C歯科大学附属病院の主治医がB先生からの書類がないと治療に手が付けられないとのことで、その旨をB先生に説明し、早いうちにB先生から患者に連絡を入れてもらい紹介状を作成していただくようお願いし、B先生も了承していただきました。
また、患者はC歯科大学附属病院での今後の治療にそれなりに費用が掛かるといわれているので、実際の費用の面では今後もB先生と話を持たなければならない可能性が残っています。そのことを踏まえ、患者の母親には今後、何かB先生に相談したいことがあれば、治療の中身のわかるものや契約書等必ず正式な書面にしてそれをもってB歯科医院に連絡を取るよう伝えました。
患者の母親は「そういう書類をお願いするとまたお金がかかる」と言っていましたが、正式にことを進めるということはそういうことですし、お金のことで返金等希望する場合は法律の専門家などに相談をしてくださいとお話ししました。
最後に歯科医師会は監督官庁ではないのでB先生側に患者からの要望をお伝えすることはできても指導はできないことも伝えました。これについては母親も納得されていました。今回は以上になります。】