歯科電話相談窓口に寄せられた相談・苦情

義歯の咬み合わせが合わない 【治療方法・内容】

書き込み:2017/09/08-17:32
本年2月から6月までG市H区のI歯科(本会会員)に通院し、入れ歯を含めた全額の治療を受けた。上顎はマグネットを使用した自費の義歯を製作、下顎の自費の義歯、自費のクラウンの代金も含め86万円の治療費を支払ったが咬みあわせが合わない。歯にキーパーは装着したが、義歯にマグネットは着いていない。院長にマグネットが装着されていない事実を問いただしたが、マグネットは義歯に装着されていると言われた。自分が見ても明らかに義歯にマグネットは埋まっていない。その件を院長に問いただしたところ、態度が急変し、故意にコップに水を入れないなど、非常に不愉快な思いをしたので納得できない。法的なアプローチも考えている。I歯科の院長に歯科医師会からこの内容を伝えて欲しい。
なお、上顎残存歯は右上345、6は残根、他はMT、下顎は右下4本が欠損ということです。

【相談者は69歳の女性で、話のテンポから若く感じられる方で、以前にデザイナーの仕事をしていたとのことでしっかりと話していただきました。
今年2月から6月までI歯科に受診。上顎PDと下顎のBr及びPDを作製し、すべて自費診療で86万円ほどかかったとのことです。
今まで使っていた義歯がマグネット付きの義歯でそれが外れたため新製することになり、今回もマグネット付きの義歯を希望したそうです。
ところが最終的にマグネットは付いておらず疑問に思ったので先生に聞いたところ「マグネットを付けるか付けないかの最終的な判断は先生が行い、アタッチメント式のものになった。」と言われ、納得がいかないので相談したという流れでした。
先生にも事情を聞いた後、相談者の言い分を伝えところ「治療については100%自信を持って行っており、相談者にはあまり納得がいかないなら他を受診してもらうように伝えた。」と言っていました。
相談者によると当初は付けると言っていたマグネットを途中で先生自身が相談者に見せて確認していたようで、それが義歯に付いていなかったため大きな不信感になったようです。
今回、相談者である患者の話にはあまり変なところはなく、
①「先生の治療方針が断りもなく変わってしまい、それについての釈明をしてもらえなかったことはあまりにも人を軽視しており、結果として相談者が希望していた義歯ができず、受診後の電話での相談でも真摯な説明がなく、先生が逃げていると思い、法的に訴えたいと考えている。」ということ。
②相談者は金銭的なことを問題としておらず、歯科電話相談窓口に連絡を入れる前に消費者センターに相談をしていて、最初から訴える方向でいること。今回、消費者センターで歯科電話相談窓口を紹介。
③今後、I歯科の受診、先生との話し合いも希望しておらず、顔も見たくないと言っていて、すでに別の歯科医院を受診予定である。という状況であることがわかりました。
このようなことから先生には
①今後、法的に動きがあるかもしれない。何か困ったことがあれば会員サポート室があること。
②患者は治療途中で提示したマグネットを返して欲しいと言っていること。
③今後、患者からの相談等あれば受診拒否はできないこ

④自費等高額な診療の場合には治療承諾書および自費契約書を作成し、患者のサイン等をもらうこと。などを伝えました。
先生は「分かりました。ありがとうございました」と言っていて、また、相談者は今回のことで皆さんを巻き込んで申し訳ないと言っていました。】