歯科電話相談窓口に寄せられた相談・苦情

聞きたいことが色々ありまして(囁き付き) 【その他】

書き込み:2016/06/03-22:51
本人が話す前後に、電話口で女性の囁く声が聞こえる状態。( )は囁き。
まず、この電話内容は記録に残りますか?
(記録に残るか聞いて)
顔が腫れたので歯医者さんに行きました。
(抜歯って言われたんでしょ?)
あ~先生は抜歯した方が良いって言ったんですけどその日は薬をもらって帰りました。それで抜歯の予約はしたんですけど、行きませんでした。何日かしてまた腫れたので薬をもらおうと思ったら、何度も薬は出せないって先生が言いました。
(そんなことってあるんですか?でしょ?)
え~っと、そんなことってあるんですかね?何度かお願いしたら、「本当は駄目なんだけど、何とかしておく」と言って、薬を出してくれました。助かりました。
(患者の権利はどうなっているの?)
(患者が決められるんじゃないの?)
(先生は違法行為してるんじゃないの?)
(ちゃんと聞いて!)
あの~、薬をもらうのは患者の権利なんじゃないかと思うんですが、先生が決めていいんですかね?本当は駄目なことを先生がなんとかするってどういうことですか?法律違反なんですか?先生が国から叱られるんですか?

まず確認しますが、横で声が聞こえますが、あなたご自身の相談ですね?横におられる方の相談を代理されているのであれば、電話を代わってください。
→ち、違います。私の相談です。心配性なもので付き添いが傍にいます。
事前のアナウンスであったように、会話は録音されます。また、聞き取り内容についても文書として記録し、データベース化されます。
保険診療に関しては、診断病名と処置が規則により定められており、処方の基準や適応薬の種類も限定されています。主治医が抜歯適応との診断をしたということは、内服薬処方は急性症状の緩和目的であり、投薬による完治を意図したものではないと推察出来ます。従って、自己都合で抜歯手術を受けず、症状が再発したからと言って処方薬を求める行動には無理があり、保険診療の原則・規則に反します。
権利と義務は一対というのはお分かりですね?今回の場合、必要な手術を受けないという自己判断・自己決定という権利の行使により、再発する・完治しないという不利益も自己責任として受け入れなければならないといった趣旨の義務を負った結果とも言えます。
診療行為は準委任契約と言われます。患者さんが診療を申し込む・先生が申し込みを受けるという契約です。患者さんは治療してもらう権利・債権を持つのと同時に、必要な治療費を支払うという義務・債務を負うことになります。一方、先生は患者さんを治療する義務・債務を負うと同時に、治療費を払ってもらう権利・債権を持つということですね。
余計なことも言いましたが、権利云々を質問したり、先生の行為の違法性を質問するのではなく、今回の件はあなたの為に無理をしたかもしれない先生の親切に感謝すべきじゃないかと思いますよ